介護職って恥ずかしいの?
介護職に転職しようと考えている人にとって、世間のイメージは気になりますよね?
せっかく転職を決意しても、「介護職は恥ずかしい」なんて言葉を聞くと実際に働いてもいないのにモチベーションも下がってしまいます。
ただ、他人の意見に左右されて本来自分のやりたいことができないなんてとても勿体無いことです。
自分の人生に後悔しないためにも、実際の介護の仕事について調べてから決断しても遅くはありません。
そこで今回は、介護職は恥ずかしいと言われる理由や、実際に働いてみて気づいた介護職の魅力について解説していきます。
Contents
介護職が恥ずかしいと言われる理由
給与が安いと思われている
介護職は仕事の内容の割に給与が安いというイメージから恥ずかしいと感じる人がいます。
中には収入面の低さから介護職を見下す人がいるのも事実です。
3K(きつい・汚い・危険)のイメージがある
利用者の排泄処理や、自力で起き上がれない人の介助、転倒しないために見守るなどの3Kが要因でマイナスイメージがつき、恥ずかしいと感じる人がいます。
誰でもできると思われている
難しい技術はいらない、誰でも始められる仕事と勘違いしている方も多く、そのことが原因で介護職は恥ずかしいと感じる方もいます。
以上の理由から、介護職は恥ずかしいと思われがちですが、全てイメージでしかありません。
高齢化社会になっている現状中、政府も介護職員の待遇改善に力を注いでおり、給与面や業務内容も改善しつつあります。
また、介護職の需要も増加しており、AIに仕事を奪われるなど失業の心配もないです。
実際に働いてみて感じたこと
介護で稼げないは嘘
先ほども解説しましたが、高齢化社会による影響で、政府から介護職員の待遇改善も進んでおり、以前に比べ基本的な収入面がアップしています。
また、日勤・夜勤・早番・遅番など働き方に選択があります。
私は、一時期夜勤専従で働いていた時期があり、1ヶ月で50万以上稼いでいました。
介護の資格も様々な種類があり、キャリアアップするごとに収入面もアップします。
3Kは意外とすぐに慣れる
排泄物の処理などの業務内容もありますが、意外とすぐ慣れました。
介護職に関わらず、3Kは看護師や医師の方にも当てはまりますが、皆さんもすぐ慣れるというのでそこは問題ありませんでした。
それでもどうしてもダメという方は諦めて別の職種を検討しましょう。
職場・施設によって差がある
介護の施設は様々な種類があります。
特別養護老人ホームやデイサービスなど施設によって仕事の内容や、利用者の方の介護度も違うのでキツさも全然違います。
正直、利用者の人数が多く介護度が高い施設は身体的にも精神的にもきつく、自分のケアもしないと体調を崩しかねないので未経験の方はお勧めしません。
逆に、利用者が少ないかつ介護度も低い施設はかなり楽です。
未経験で転職を考えている方は事前に調べて希望の条件にあった施設を選ぶのがいいですね。
介護職の仕事内容
主な仕事内容は、食事・入浴・排泄などの身体介助やレクリエーション、介護記録の作成などになります。
主な業務内容
◎身体介助(食事・入浴・排泄)
◎生活サポート(洗濯・掃除など)
◎レクリエーション(体操・季節の行事など)
◎介護記録の作成(利用者の様子、バイタルなど)
意外とやるべきことは多いです。
先ほども紹介した、誰でもできる仕事だから介護職は恥ずかしいというイメージを持つ方にとってはあくまでイメージでしかありません。
実際は、介護職の方も日々多くの業務をこなしています。
介護職は恥ずかしいは嘘!現場のリアル
正直、介護の現場で働いていると、常に人手が不足しているため、「介護職は恥ずかしい」なんて考えている暇もありません。
実際は、イメージだけが先行していって現実は全然違う状況なのであまり気にする必要はないのかなと思います。
介護職は未経験・無資格からでも働くことができますが、施設によっては資格取得の支援をしてくれるところもあります。
資格取得にかかる費用もなくなり、キャリアアップにつながるので介護職の需要が高まっている今がチャンスです。
介護職への転職を考えているのであれば、介護転職会社などの専門家に相談してみるのもいいですね。
介護職の将来性
人口化に伴うニーズの増加
世界的に高齢者の割合が増加しており、特に日本では人口高齢化が進んでいます。
これにより、介護サービスへのニーズは今後も増加し続けると予想されますます。
技術革新による職域の拡大
テクノロジーの進化により、介護職の仕事内容も変化しています。
例えば、介護ロボットの導入による物理的負担の軽減や、テレケアによるサービスの提供など、新しい技術が介護職の可能性を広げています。
これにより腰痛やストレスなどによる負担が軽減され、より働きやすい環境となる可能性があります。
キャリアの多様化
介護分野では、施設長や管理職への昇進、専門ケアマネージャーや介護福祉士へのキャリアアップなど、多様なキャリアが存在します。
資格の取得や役職が上がる事で、給与面の増加も期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
介護職は恥ずかしいという世間の考えはあくまでイメージなので気にする必要は全くありません。
他人の評価よりも自分のやりたいことをやる方が、人生も充実します。
介護職は人を助ける仕事でありとても素晴らしい仕事なので、自分の考えに自信を持って選択しましょう。