介護職ってメンタルがやられるって聞いたことあるけど本当?
介護職をしていて、メンタルがやられる瞬間を経験する方は少なくありません。
人間関係や利用者の生活を介助していく上で、もしものことがあったらと考え込んでしまうことも多々あります。
今回は介護職でメンタルがやられる際にどのように対策をしていくべきかご紹介していきます。
介護職の経験から感じたことなどお伝えしていきますので是非参考にしてみてください。
Contents
介護職でメンタルがやられる理由
慢性的な人手不足できつい
少子高齢化社会の影響もあり、介護職は慢性的に人手不足の状態が続いております。
その為、一人一人にかかる負担が増えてしまいメンタルがやられてしまうという方もいます。
人間関係がうまくいかない
介護業界に限らずですが、人手不足が続くと忙しさも増してくる為、ゆっくり話をしている時間がありません。
そのせいか冷たい対応をされたと勘違いしてしまうことも珍しくない為、それがストレスとなりメンタルがやられてしまうということもあります。
利用者とのコミュニケーションが上手くいかない
利用者の多くが認知症の為、コミュニケーションが上手くいきません。
こちらが伝えたいことも理解してもらえない為、頑張って仕事をしていてもストレスを抱えてしまうことがあります。
利用者の安全を守る為、常に気が抜けない
高齢者ということもあり、転倒することで骨折などの怪我のリスクが高いです。
また歩行も不安定なこともあり常に見守っている必要があります。
ストレスチェック
ストレスを放置すると心も身体もボロボロになってしまいます。
自分の状態は意外と気がつかないので以下のチェックリストからストレスの確認をしましょう。
ストレスチェック
◻︎疲れが取れない
◻︎なかなか寝付けない
◻︎仕事でのミスが増えた
◻︎他人と関わりたくない
◻︎小さなことでイライラする
チェックが多いほどストレスが蓄積されているので、注意が必要です。
メンタルがやられた時の対処方法
我慢せず相談する
自分一人で考えていては限界があります。
悩みを相談することで気持ちもスッキリしますし、問題解決につながります。
気分転換する
介護の仕事でメンタルがやられている時は、一旦仕事のことは忘れて、趣味に没頭しましょう。
美味しいご飯を食べにったり、近所を散歩してみたりするなど、自分なりの気分転換をしましょう
思い切って休んでみる
職場を休むのは少し気がひけるかもしれませんが、休養することはとても大切です。
無理をして続けてしまうことでより体調が悪化してしまうことも多々あります。
メンタルがやられている状態の時は無理せず積極的に休みましょう
環境を変える(転職)
介護の職場は様々です。
人間関係や職場の条件など自分にあった施設を選びましょう。
私自身も何回か転職しましたが、職場の環境はとても重要です。
介護職のやりがい・メリット
働き方の選択肢が豊富
介護職は働き方が豊富です。
介護施設の種類も様々で、利用者の人数が多いところもあれば少数の施設もあります。
また、勤務の時間帯も日勤、夜勤、早番、遅番など様々で自分の都合の良い働き方が可能です。
年々需要が高くなっている
高齢化社会の影響と介護業界の慢性的な人手不足の為、求人の需要は非常に高いです。
また介護職の業務や収入面などの待遇も以前に比べ改善されている為、介護職へ転職される方が増えつつあります。
無資格・未経験でも働くことが可能
介護職は無資格・未経験でも働くことが可能です。
働きながら資格を取得される方もいますし、施設によっては資格取得に向けて受講料の支援や時間の調整をしてくれます。
資格を取得すると業務内容や収入アップにつながるので機会があれば是非取得しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
介護職はメンタルがやられる理由として様々な要因がありましたが、施設の種類や働き方の選択肢が豊富な分、自分に合わないと思ったら別の施設に移ることが可能です。
無理して業務を続けることで益々メンタルがやられてしまうので、我慢せず他の選択肢も考えてみましょう。